院長・スタッフコラム
KYOTOの若冲
TAG:日々の出来事 |
こんにちは。
受付の藤塚です。
秋の京都まで、若冲展を観に行ってきました。
東京での開催時は5時間待ち(>.<)
と聞いていたので、気合いを入れて向かいましたが、
開催期間が2か月と長いのでお客さんも分散しているそうです。
さすがに、館内は混雑してましたが、
今回、私が心惹かれたのは装飾的な絵ではなく、
水墨画でした。
「墨に五彩あり」というそうで、
皆さん一度はお習字の経験があると思いますが、
若冲は中国の名作や日本の古典作品を模写し続けたそうです。
その数は1000点を超えると。
描いて描いて描きまくる。
そして、
自分の作風を確立していったのかもし
とにかく、気迫あふれる作品たちを堪能しました。
私のお気に入り。
「果蔬涅槃図」
お釈迦様の涅槃図になぞらえて、
亡くなった〈大根〉のために様々な〈野菜たち〉
若冲は京都の青物問屋の息子さんだったそうです。
この絵は、
何とも優しく哀しい絵でした。