院長・スタッフコラム : 胃腸
節分前の養生
おはようございます。 古田です。
いつも、このブログを読んでくださってありがとうございます。
寒い日が続きますね。
もうすぐ節分。
心も身体も、春を迎える準備をすると良い時期です。
季節の変わり目は、どれもそうなんですが、
特に春先は、
「胃腸を元気にしておく」
ことが大切です。
胃腸を元気にするには、
1、胃腸に負担がかからない食事
2、運動
です。
私は、
1をあまりやりすぎると、つらくなるので、
2の運動をがんばっています。
といっても本当に寒いので散歩もジョギングもつらいから、
最近は階段を上り下りしています。
私はマンションの9階に住んでいるので、
普段からエレベーターを使わずに
階段を上り下りするだけなんですが、
いい運動になります。
膝が痛い人には、おすすめしませんが。
先日お出かけする時、3歳の娘を抱っこしながら階段を下りたら、
娘がとっても喜んでくれました。
抱っこして階段を上るのはきびしいので、帰りはエレベーターでしたけど。
東洋医学が教える 秋の季節の養生 その1
こんにちは。
古田地天堂鍼灸院の古田です。
いつも、このブログを読んでくださってありがとうございます。
昨日あたりから、大阪では空が高くなって、秋らしくなってきました。
朝晩も涼しくなってきて、過ごしやすくなりましたね。
これから彼岸までは、暑くなったり、涼しくなったりを繰り返しながら、
次第に気温が下がっていきます。
今日も、朝はさわやかで涼しかったのに、昼間の日差しはまだまだ強く、
気温も湿度も上昇しました。
一日の中に、夏の気候と秋の気候があるかんじですね。
季節の変わり目になると、様々な症状を起こす人がいます。
風邪を引きやすい人
花粉症などのアレルギー症状が出やすい人
ぎっくり腰を起こしやすい人
など。
東洋医学では、
体表にあって風邪などから身体を守ってくれる「気」
(『衛気(えき)』言います)が弱ってくると、
上のような症状が起きやすくなる、と考えます。
主な原因は、夏の疲れ。
対処方法としては
1.服をこまめに脱いだり着たりすること
2.腰から下を冷やさないようにする。
3.睡眠不足を避ける
ことが大切だと思います。
あと、夏の間に冷たいものを飲み過ぎて胃腸が疲れている人は、
食べ物の養生も大切です。
さわやかな気候になってきたので、
お散歩もしやすくなってきました。
運動をして身体を動かすと、胃腸の回復も早いですよ。
ちなみに鍼灸治療では、
脾兪、胃兪、足三里、中脘、太白、関元、照海、太谿、復溜
などのツボを使って、
胃腸の疲れをとったり、
腰から下を温めたりします。
季節に応じて、人の身体も変化します。
それに合わせて使うツボも少しずつ変えていくのが、
鍼灸治療の良いところ、おもしろさだと思います。