院長・スタッフコラム : 腰痛
東洋医学が教える 秋の季節の養生 その2
こんばんは、古田です。
いつもこのブログを読んでくださってありがとうございます。
空が高くなって、すっかり秋らしくなってきましたね。
大阪では、この2~3日間、晴れの日が続いて、
昼は暖かいのですが、朝晩は冷え込んでいます。
今週の火曜日は、
大阪の最高気温は23度、最低気温は12度でした。
ここまで、一日の気温の変化が激しいと、
身体がついていくのがたいへんです。
患者さんも、風邪をひいておられる方が増えてきました。
僕は寒さ対策のため、今週からズボンの下に
ユニクロのヒートテックをはき始めました。
腰から下を温かくしておくと、
風邪と腰痛の予防になるので。
しかし、
着替えるときに、いつも思うのですが、
黒のタイツ姿の僕は、かっこわるいですね(笑)
東洋医学が教える 秋の季節の養生 その1
こんにちは。
古田地天堂鍼灸院の古田です。
いつも、このブログを読んでくださってありがとうございます。
昨日あたりから、大阪では空が高くなって、秋らしくなってきました。
朝晩も涼しくなってきて、過ごしやすくなりましたね。
これから彼岸までは、暑くなったり、涼しくなったりを繰り返しながら、
次第に気温が下がっていきます。
今日も、朝はさわやかで涼しかったのに、昼間の日差しはまだまだ強く、
気温も湿度も上昇しました。
一日の中に、夏の気候と秋の気候があるかんじですね。
季節の変わり目になると、様々な症状を起こす人がいます。
風邪を引きやすい人
花粉症などのアレルギー症状が出やすい人
ぎっくり腰を起こしやすい人
など。
東洋医学では、
体表にあって風邪などから身体を守ってくれる「気」
(『衛気(えき)』言います)が弱ってくると、
上のような症状が起きやすくなる、と考えます。
主な原因は、夏の疲れ。
対処方法としては
1.服をこまめに脱いだり着たりすること
2.腰から下を冷やさないようにする。
3.睡眠不足を避ける
ことが大切だと思います。
あと、夏の間に冷たいものを飲み過ぎて胃腸が疲れている人は、
食べ物の養生も大切です。
さわやかな気候になってきたので、
お散歩もしやすくなってきました。
運動をして身体を動かすと、胃腸の回復も早いですよ。
ちなみに鍼灸治療では、
脾兪、胃兪、足三里、中脘、太白、関元、照海、太谿、復溜
などのツボを使って、
胃腸の疲れをとったり、
腰から下を温めたりします。
季節に応じて、人の身体も変化します。
それに合わせて使うツボも少しずつ変えていくのが、
鍼灸治療の良いところ、おもしろさだと思います。