初めての方へ
はじめての方はまずこちらをお読みください
危なくありませんか?
当院の施術は、鍼を少数しか使わず(1~3本程度)、鍼を浅く刺す(1~3mm程度)とてもソフトな施術です。一般的に【鍼灸】と聞くと痛いのを我慢しないといけないとか、体中に鍼を刺されるとか、怖いイメージをお持ちの方が多いようです。
当院では、危険な施術は一切致しませんのでご安心ください。
どの様な施術が受けられるのですか?
痛いところや、症状のあるところに鍼を打つというものではありません。
また、慰安のための鍼もおこなっておりません。
症状を中医学の理論で分析した上で、根本的な原因を探し出して施術を行います。
ここが、一般的な鍼灸院と異なるところです。
そのために、約40~60分かけて詳細なカウンセリングをしますが、原因を絞ってから施術をしますので、
1本の鍼でシャープな効果をあげることができます。
どんな人が来院されてますか?
当院では
腰痛、頚肩の痛み、肩こり、膝痛、関節痛などの運動器の症状、
不妊、生理不順などの婦人科の症状、
疲労感、うつ、不眠、むくみなどの症状の方が多く来院されています。
その他にも、抗がん剤の副作用による倦怠感などの諸症状の緩和を目的になさっている方もおられます。
また、それぞれの症状が緩解してからも、予防や健康管理のために治療を継続なさる方も多いです。
予約方法について
電話にてご予約を承っております。
06-6934-2581
担当の者が
「はい、古田地天堂(ちてんどう)鍼灸院です。」と電話に出ますので
「予約を取りたいのですが」とおっしゃって下さい。
・お名前
・症状
・ご希望の日時
をお申し付けください。
当院の特徴
♦鍼を少数しか使わないこと(1~3本程度)
♦鍼を浅く刺す(1~3mm程度)とてもソフトな施術であること
♦伝統的・理論的な東洋医学の鍼灸(北辰会方式)
♦初回時のカウンセリング、説明を丁寧にすること。
♦より早く効果を実感していただけること
東洋医学(鍼灸)の価値は、西洋医学とは異なる「ものさし」(視点、評価、みたて)で患者さんとその病を診ることにあると思います。
だからこそ、一般的には難病とされていたり、再発を繰り返すような病に効果をあげることができるのです。
しかし、そのことが「わかりにくい」と感じられやすいことも事実です。
それは、残念ながら東洋医学が一般の方にあまり理解されていないことが原因です。
(かくいう私も、鍼灸を学び始めるまではその一人でした。)
わかりやすく東洋医学の考え方を説明し、ご自身の身体のこと、病のことを理解したうえで、
安心して施術をうけていただきたいと思っています。
わからないこと、症状以外のちょっと気になることなど、なんでもお聞きください。
適応疾患
WHO(世界保健機関)が鍼灸療法の有効性を認めた病気には、以下のものがあります。
神経系疾患
◎神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
運動器系疾患
関節炎・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・腱鞘炎・◎腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
呼吸器系疾患
気管支炎・喘息・風邪および予防
消化器系疾患
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
代謝内分秘系疾患
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
生殖、泌尿器系疾患
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
婦人科系疾患
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
耳鼻咽喉科系疾患
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
眼科系疾患
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
小児科系疾患
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善
いろいろあげられていますが、注意が必要なのは、「現在」認められているものである点です。
実際には、もっといろいろな病気や症状に効果があることを実感しています。
たとえば、パニック、うつなどの心の病、アトピーなどのアレルギーなどです。
どのような症状でも、一度ご相談下さいね。
施術の流れ
1.予診表の記入
アンケート形式になっています。主な症状以外にも、気になる症状があれば○をつけてください。
2.カウンセリング
全身の症状を詳しくお聞きします。1時間ほどお時間をいただきます。この段階で、症状が起こる原因を詳しく分析していきます。1時間は長いと感じる方もおられるかもしれませんが、実際にカウンセリングを受けていただくと、話してみてとてもスッキリしたという感想が多いです。ご自身で普段意識していない生活習慣を見直すことができたり、分析によって身体の悩みが整理されるからだと思います。
3.体表観察
脈診、腹診、舌診、ツボの状態を触診するなど、様々な方法で、身体の情報を読み取っていきます。東洋医学独特のものです。カウンセリングで得られた情報を体表観察で確認し、症状が起こる原因を絞り込んでいきます。
4.施術方針の説明
東洋医学的に分析した症状の原因について説明し、施術方針をお伝えします。もし、わからないことや不安なことがあったら質問して下さい。
5.施術
体表観察で選んだツボに鍼で施術をします。必要であればお灸をすることもあります。当院の施術の特徴は少数鍼にあります。通常、1~3箇所のツボを使います。使用する鍼は全てディスポーザブル(使い捨て)なので、感染症の心配はありません。
6.判定効果
施術前と施術後の脈、舌の色、ツボの状態などの変化を確認することで、施術が方針に沿った効果を出しているか確認をします。また、痛みがある場合は症状の変化もお聞きします。冷えていたところが温かくなってきたり、眠くなったり、呼吸が深くなったりさまざまなかたちで効果を実感していただけると思います。
7.養生指導
症状を早く、安定して軽減させるために、日頃からの養生がとても大切です。運動や食事などの生活習慣で気を付けて欲しいことをお伝えします。ただ、あれもこれもダメという言い方はしません。病気の原因に直接関係しているポイントを絞ってお話しするようにしています。
8.休憩
鍼の施術が終わった後、20分ほどベッドまたは待合室で休憩していただきます。施術後も身体は変化を続けています。しばらく安静にすることで、効果が現れやすくなります。
鍼灸の施術に使う道具について
毫鍼(ごうしん)
日本のメーカーのディスポーザブル(使い捨て)の鍼(はり)を使用します。すべて1回使用したら廃棄しますので、感染の心配がありません。刺入する深さは、ほとんどの場合1mm~3mm程度と浅く、長い鍼を深く刺すことはありません。電気を通すこともしません。
打鍼(だしん)
刺す鍼ではなく、皮膚にあてて施術します。先が丸くて太い提鍼(ていしん)をお腹の皮膚にあてながら、木槌でコンコンとやさしく叩きます。とても気持ちのよい鍼です。夢分流という日本に古くから伝わる技法です。
古代鍼(こだいしん)
刺さずにツボにあてる鍼です。主に赤ちゃんや、小さなお子さんに小児鍼として使用します。
お灸
ツボに灸点紙(きゅうてんし)というシールを貼り、その上に米粒の半分ほどの大きさのお灸をのせて燃やします。瞬間的に熱さを感じます。熱いのが苦手な人には無理強いすることはありませんのでご安心を。