院長・スタッフコラム
「鍼灸」というチョイス ④
TAG:日々の出来事 |
こんにちは。
受付の藤塚です。
さて、思いの外、長いシリーズになっている
「鍼灸」というチョイス ④ です。
北辰会では独自のカルテを使って、
患者さんの症状を確認し、
様々な問診を行った上で、
治療に入ります。
(鍼灸というチョイス ③)
実際に鍼を刺す前に、
患者さんの
脈や舌の状態
お腹、背中、頭、手足……
全身のツボを隈無く観察します。
カウンセリングで得られた情報
体表観察で確認した情報
それら全てを踏まえた上で、
症状が起こる原因を絞りこみ
ツボが決まります。
と、今ではわかったような事を
書いていますが、
初めて鍼治療を受けた時の私は
痛い、痛い~~こわい、こわい~~
(/≧◇≦\)
って、子供ふたりも産んでるのに
何を言ってるんだ!
ここまで来たら覚悟して、
グサッ!グリグリッ!という鍼の恐怖に
耐えて………云々かんぬん
てな感じでした(笑)
この期に及んで
「痛くないですかね~?」と
先生に聞いた記憶があります、トホホ。
「藤塚さんが以前に受けた鍼とは
全く別のものと思ってくださいね~」
と優しく声かけていただきましたが、
体は緊張でガチガチでした。
体表観察後、
先生「はい、じゃあ治療しますね~。
頭と足に1本ずつ刺しますよ~」
私 (頭!?何それ!?こわいよ~((( ;゚Д゚)))
いや、痛くない、絶対、痛くない、
と暗示をかけ神様に祈る)
………………………
先生「はい、刺しました~。しばらくこのまま置きますね~。」
???(・・;)(・・;)(・・;)???
どこ?どこに刺した?
頭のてっぺんがチクッとしたけど、
ホントに刺さってるん?
で、足の皮膚を引っ張ってたのはわかったけどいつ刺したん?
で、鍼刺したままで置いとくとか、大丈夫なん?
と、???の嵐
「痛い&こわい」はどこかに吹き飛び
「なにこれ??」が頭の中を渦巻く
今、思い出しても笑えますが
刺した痛みは全くなく。
それよりも
鍼が2本、自分に刺さったままという
シチュエーションが理解できず(笑)
そして、何よりビックリしたのは
鍼を刺している間中、
自分の頭から足先にむけて背中側に
水がサーッと流れる感覚が(・・;)
なにこれ~???
(もちろん普通のベッドです)
こうして、私の新たな鍼デビューは
なにこれ?の嵐の中、始まったのでした。
サラサラと水が流れるようなベッドの上で
鍼が刺さったまま……
でも、少しホッとしながら
「一体、自分の体の中で何が起こってるんやろう」
「今までの鍼とは何が違うんやろう」
と色々、考えていましたね~。
好奇心旺盛な私は、この不思議さに
興味津々でした。
鍼を置く=置鍼(ちしん)
といいますが、
その人の症状によって、時間も変わります。
その時は、30分位、置鍼していましたが、
後半はリラックスして眠ってしまいました。
さて、鍼治療が終わって、さあおしまい
………とは、いきません(^ー^)
このあと
『養生指導』があります。
この『養生指導』が
私にとって、とても重要なことでした。
それによって、今までの生活が
ガラッと変わることになりました。
今回も長くなりましたm(__)m
またまた、つづく