院長・スタッフコラム
風邪なの?
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こんばんは。
古田地天堂鍼灸院院長の古田です。
久しぶりのコラムです。
いつもコラムをご覧いただいてありがとうございます。
立春を過ぎたところなので、日差しは少しずつ強くなってきましたね。
暖かい部屋の中から、外を眺めると暖かそうに見えますが、
実際外にでるとものすごく寒くてびっくりします。
最近風邪を引きそうな患者さんが多いです。
本人に聞いてみても、ほとんど自覚がない場合も多いのですが、
ツボが教えてくれます。
たとえば、
手首の近くにある「外関」「太淵」、
背中では、「肺兪」
腰にある「膀胱腧」
などのツボが冷えて発汗しはじめます。
これらは、風邪(ふうじゃ)から身体を守ってくれている気(「衛気」をいいます)が弱ってきているサインです。
「衛気」がよわる原因は人により色々あるのですが、
今は「胃腸の弱り」(脾虚)の人が多いですね。
その場合は、
背中の「脾腧」や
お腹の「中脘」
足の「太白」「公孫」などのツボを使います。
鍼をすると、
「身体が芯から温まってきた」
「手足があたたかくなってきた。」
「肩こりがゆるんできた」
といって、喜んでもらっています。
寒い日がしばらく続きますが、
風邪を引かずに、元気にいきましょう。
古田