• 大阪市城東区関目の鍼灸院 古田地天堂鍼灸院
  • 診察時間
  • お問い合わせ
  • 院長・スタッフコラム

    風邪なの?

    TAG: |

    肺経こんばんは。
    古田地天堂鍼灸院院長の古田です。
    久しぶりのコラムです。
    いつもコラムをご覧いただいてありがとうございます。



    立春を過ぎたところなので、日差しは少しずつ強くなってきましたね。
    暖かい部屋の中から、外を眺めると暖かそうに見えますが、
    実際外にでるとものすごく寒くてびっくりします。


    最近風邪を引きそうな患者さんが多いです。



    本人に聞いてみても、ほとんど自覚がない場合も多いのですが、
    ツボが教えてくれます。



    たとえば、
    手首の近くにある「外関」「太淵」、
    背中では、「肺兪」
    腰にある「膀胱腧」
    などのツボが冷えて発汗しはじめます。



    これらは、風邪(ふうじゃ)から身体を守ってくれている気(「衛気」をいいます)が弱ってきているサインです。



    「衛気」がよわる原因は人により色々あるのですが、
    今は「胃腸の弱り」(脾虚)の人が多いですね。



    その場合は、
    背中の「脾腧」や
    お腹の「中脘」
    足の「太白」「公孫」などのツボを使います。



    鍼をすると、
    「身体が芯から温まってきた」
    「手足があたたかくなってきた。」
    「肩こりがゆるんできた」
    といって、喜んでもらっています。



    寒い日がしばらく続きますが、
    風邪を引かずに、元気にいきましょう。


    古田